吸湿性樹脂
(例, ナイロン、ABS、アクリル、ポリウレタン、ポリカーボネート、PET、PBTなど)
- 水分を引き寄せる性質が強い
- 外気に触れると分子構造に水分を取り込む
- 熱風だけで内部の水分を除去できない
吸湿ペレットの周囲の水蒸気はペレットの中に吸収されています。 ペレット内の蒸気圧が上昇してペレットの周囲の蒸気圧と等しくなると平衡状態になります。
湿った吸湿性ペレットを高温で乾燥した空気が取り囲むと、ペレットの周囲の蒸気圧はペレット内部の蒸気圧より低くなります。 その結果、ペレット内の水分がペレットの外側の蒸気圧の低いところへ移動し始める。 ペレットを高温で乾燥した雰囲気に十分な時間さらすと、やがてペレットは周囲の乾燥条件と水分平衡に達する。 つまり、ペレットは乾燥状態になります。
非吸湿性樹脂
(i.e, ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、PVC)
- 水分に対して親和性がない
- 集められた水分はペレットの表面に吸着する
- 典型的な水分収集は凝縮による
- 水分は材料の上に暖かい空気を十分に通すことによって簡単に除去できる