二酸化炭素: パーティーでパンチボウルにドライアイス(固体の二酸化炭素です)を入れたときの効果を見たことがありますか? ドライアイスは気化して気体の状態になるとともに、空気中の水蒸気を凝縮して白い霧を発生させ、空中に沈んでいきます。 このことから、二酸化炭素と冷たい水蒸気は、空気よりも密度が高いことがわかります。 密度の表
Application: 消火器の実演-密度を使った実演
この場合、酢と重曹の反応で発生した二酸化炭素はビーカーの底に沈んでいきます。 その際、密度の低い空気は押し上げられ、ビーカーから外へ出ていきます。 空気中の酸素が密度の高い二酸化炭素に押し出されることで、ろうそくは次々と消えていきます。
このデモのグラフィック(別ウィンドウで表示)では、最初の絵は容器が炭酸ガスで満たされていることを示しています。 白い雲は水蒸気が凝縮したものですが、その中に炭酸ガスも混ざっています。 2枚目の写真で、底が赤く光っているのは、ガスの噴射口の高さに赤い光の棒を置いたことによるものです。 密度の高い炭酸ガスが容器に充満しています。 天然ガスのメタンは炭酸ガスより密度が低いので、密度の高い炭酸ガスの上に浮いています。 炭酸ガスの層のすぐ上では、燃焼を支える十分な空気とメタンがあるため、炎は白い雲の上に浮かんでいるように見えます。