Starrの脈圧計算式を患者サイズに変更した心拍出量計算式の正確さと標準熱希釈法で測定した心拍出量を比較した。 6カ月間に胸部および血管外科の集中治療室(ICU)に入院していた111人の患者を対象に、この2つの方法で心拍出量を比較した。 一回拍出量に関するStarrの基本式を1.7で割り、経験的に得られた平均体表面積(メートル四方)を用いて一回拍出量指数に変換した。 この脳卒中量指数に患者の体表面積(BSA)を乗じて、患者の脳卒中量(ml)を算出した。 したがって、修正脳卒中量の式は、100-0.6年齢-0.6拡張期血圧+0.5脈圧×患者BSA(m2)」1.7以上となった。 心拍出量は、一回拍出量に心拍数を乗じて算出した。 2つの方法の差は60%近くが5%未満、90%以上が10%未満であった。 この特定の集団では、最も高いばらつきは18%であった。 このように、血圧計で注意深く測定するだけで、一回拍出量と心拍出量は臨床で使用するのに十分な精度で求めることができるのである。

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