元アメリカン・エキスプレスCEOのケネス・I・チェノーは、金曜日、フェイスブック社の取締役から「退く」ことを発表しました。 同日、ウォーレン・バフェット氏のバークシャー・ハサウェイは、世界的に有名な企業指導者を取締役に指名したことを明らかにし、同氏はコングロマリットの取締役として史上初のアフリカ系アメリカ人となりました。 チェノーは、マイクロソフト社の共同創業者で億万長者の慈善家である、バークシャー・ハサウェイの取締役を退任したビル・ゲイツ氏の後任として就任する予定です。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ブラック・エンタープライズ企業役員登録のメンバーで、ソーシャルメディア大手の取締役に就任した初のアフリカ系アメリカ人となったチェノー氏は、「ガバナンスと政治方針」に関するFacebook CEOマーク・ザッカーバーグとの相違から、取締役会の再選を目指さないことにしたとのことです。 彼女は、ペイパル・ホールディングスのコアマーケット担当上級副社長であるペギー・アルフォード氏とともに、2人目のアフリカ系アメリカ人女性取締役に就任します。 アルフォードは昨年、フェイスブックの取締役に任命された初の黒人女性となりました。 現在、シリコンバレーに拠点を置くVC企業ジェネラル・カタリストの会長兼マネージング・ディレクターを務めるチェノー氏は、同社の次の年次総会まで取締役としての役割を継続します。
チェノー氏はFacebookのニュースルーム・サイトに投稿し、次のように記しています。 また、「Facebookは、世界中の人々の生活において重要な役割を果たしています。 私が取締役を務めていた間、同社は新たな課題への対処を進め、ビジネスとしての到達点と成長を続けてきました」
「私が取締役を退くのは、友人のウォーレン・バフェット氏やバークシャー・ハサウェイの取締役、経営陣とより密接に仕事をする一生に一度の機会があるためです」
「私は取締役会を退くことにしました。
ロイターによると、シェノーは、フォーブスによると1000億ドル以上の純資産を持つ世界第2位の富豪であるゲイツの後任として、ガバナンス委員会が23人の候補者を審査した結果、「傑出した満場一致の選択」として、バフェットが築いたコングロマリット、バークシャー・ハサウェイの取締役に指名されたとのことです。
バフェット氏がよく知るシェノーは、世界で最も鋭い投資家の一人とみなされており、純資産は760億ドル以上で4番目の富豪です。 アメリカン・エキスプレスは、チェノーが2001年から2018年までの17年間、旅行と金融サービスの巨頭のCEOを務めていた間、バークシャー・ハサウェイの最大株主の1つでした(
)。