欽定訳では次のようになる。
そのころ、洗礼者ヨハネが来て、ユダヤの荒野で宣教し、
2「悔い改めよ。天の国は近づいた」と言った。
3この人は預言者エシアが語った人である。
4そのヨハネはラクダの毛の衣をまとい、腰に革の帯を締め、その食物はイナゴと野蜜であった。
5それから、エルサレム、ユダヤのすべて、およびヨルダン周辺のすべての地方が彼のもとに出て行き、
6ヨルダン川で彼から洗礼を受け、自分の罪を告白した。
7ところが、パリサイ人やサドカイ人の多くが彼の洗礼に来るのを見て、彼は彼らに言われた、「毒蛇の世代よ、来る怒りから逃げろと、だれがあなたがたに警告しただろうか。
8だから、悔い改めにふさわしい実を結びなさい。
9そして、自分たちのうちに、「わたしたちの父にはアブラハムがいる」と言ってはならない。
10また、今、木の根に斧が打ちつけられ、良い実を結ばないすべての木は切り倒され、火の中に投げ込まれる。
11わたしは確かに水で洗礼を授け、悔い改めとした。 しかし、わたしの後に来る者はわたしよりも強く、その靴はわたしが負うに値しない。彼は聖霊と火とであなたがたに洗礼を授け、
12その手に扇を持っていて、床を徹底的に清め、麦を刈入れ場に集め、消えない火でもみ殻を焼き尽くすであろう。
13それから、イエスはガリラヤからヨハネのもとに来て、彼からバプテスマを受けようとした。
14しかし、ヨハネは彼を禁じて言った、「わたしはあなたからバプテスマを受ける必要があるのに、あなたはわたしのもとに来たのか」。
15するとイエスは彼に答えた、「今はそうしてください。
16それから、イエスはバプテスマを受けられると、水からまっすぐに上がられた。
マタイ3:7-10とルカ3:7-9を比較する。 共通テキストは赤でハイライト。 1894年Scrivener New Testamentより。
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